オノマトペ②

総合スキルアップの生徒さんが作った作品のご紹介、第2弾です(^^)


作品②

ある日、じけんがおきた。

それは、ごうとうじけんだった。

ぼこぼこになった車で、ごうとうはんは、にげた。

(そして、ちょっとはなしはとばして、)

そして、ごうとうはんは、ようやくけいさつかんにピーピーと注意され、

おいこまれて出てきました。

そしたら、ギタギタにされボコボコにされて、

しずかになったと思ったら、そのギタギタボコボコにした手から、

においがプンプンしました。

そして、けいさつかんは、うざかったのか分かりませんが、

プンプンピリピリとおこっていました。

そして、ごうとうはんはギクギクしていました。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


いかがでしょうか(^^)?


作品①とは異なり、自分の生活に寄せた作文ではないですね☆

自分で考えた32個のオノマトペから、イメージを湧かせて創作したお話です!

7個を厳選して使っていますが、

8個の意味が使われていることにお気づきでしょうか?

擬音語や擬態語は、一つの単語でいろんなイメージを創り出してくれます。

【プンプン】という言葉の持つ多様なイメージや意味を、この作品では表現できています。


ひらがなが少し多い印象がありますね(^^)なぜでしょうか?

書いている様子を見ていると、理由が分かります。


書き出しはスムーズでした。

「ある日、じけんがおきた。それは、ごうとうじけんだった。」という書き出しは、

読み手の興味を引き、その先が知りたいワクワク感が生まれますね(^^)

作者さんもその先が楽しみになってワクワクしたと思います♪

そこから、一旦止まったんです(゜○゜)

さて、ここからどう展開させようか、と。


耳を押さえて、(たぶん周りの音を遮って想像力をフル稼働させたんですね☆)

自習席に移動して、しばらくして完成させて帰ってきました。


イメージがぶわぁぁぁーーーっ!!と湧いてきて、それを文字に起こすという作業を

何とか追いつかせようとしているために、ひらがなが多くなったんだと思います。

とっても良いことなんですよ(^^)だってそれだけイキイキ書けているんですから☆

(「そして、ちょっとはなしはとばして」という文からもイメージのスピードがすごかったことが感じられますよね♪)


また、【そして】という接続詞も上手に使えていますね(^^)

キーワード短作文で練習した成果が出てきています!


個人的には、怒っている様子を【プンプンピリピリ】と、

おびえている様子を【ビクビク】ではなく、あえて【ギクギク】としたところが

味があってすごく好きです(*^ω^*)



ちなみにこちらの作者さん、総合スキルアップコースを始めた当初は

自分のアイディアを言葉にして表現することに抵抗がありました。

スモールステップを重ねて、今ではこうして表現を楽しめています(^^)♪

これからどう成長していくかが、本当に楽しみです☆

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